田舎暮らしに、あこがれていて「自然が多く食がおいしい田舎に移住したい」と考える方。
もしくは地方暮らしで「昔から地方の家に住んでて家賃は0円、畑で野菜はとれるし、湧き水も使えて、何かあればご近所さんで助け合い」で現状に満足している方。
に対して、
しるこちゃん
という話をします。
この記事の内容
人口減少と高齢化によって田舎(地方)はゆっくり潰れる
2015年の日本の人口は1億2000万人でしたが、50年後の2065年には8000万人になります。
各地方の人口を同時に見ると、
- 北海道の人口:550万人
- 東北地方の人口:900万人
- 北陸地方の人口:550万人
- 中国地方の人口:750万人
- 四国地方の人口:400万人
- 九州地方の人口:1450万人
地方にいる人が全員いなくなるレベルだと分かります。
詳しくは、次の50年で4500万人 減るということを読んでください。
人が足りなくなると、仕事やサービスがまわりません。
もしかしたら技術の進歩で、無人レジや自動運転が当たり前の時代になっているかも。
とも思いましたが、古くなった水道管や道路の補強などインフラ整備は厳しそう。
しるこちゃん
総人口が今よりも減って、高齢者が増えると分かってて、現状を維持するのが本当にベストな選択なの?
それよりも、インフラが整備(維持)されている都会に引っ越してもらった方が効率がいい!という選択が出てきそう。
(もう国でもう面倒が見れない日が来るかも)
災害に見舞われると田舎(地方)は一気に潰れる
田舎は災害が直撃したときも、一気に潰れる恐れがあります。
たとえば2019年の9月8~9日に大型台風が千葉県を襲ったとき、多くのエリアで停電・家の倒壊・道路の封鎖の被害をうけました。
そのときにニュースやツイッターで台風被害の情報を追っていたのですが、田舎は災害に弱い。
- 田舎は復旧するまでに時間がかかる
- 田舎は支援物質が届くまで時間がかかる
特に都会から離れている地区ほど、すぐに対応できないです。
だいぶ復旧件数が減ったように思えますが
桁が大まかなだけでまだまだ大変な地域が沢山あります。
本当に同じ市の中でも同じ部落でも何件先は復旧していない。そんな状況です。
氣志團万博も開催されるようですが…
もし周りが復旧されていても
決して千葉県大丈夫じゃん。なんて思わないでください pic.twitter.com/hElBvpksNI— みちゃぽ (@miiiiichapo) September 13, 2019
千葉を襲った台風では、多くのエリアで水・電気が止まりました。
1日2日なら今あるもので何とかしのげそうですが、1週間も水・電気が止まって支援物質も届かない状態だとけっこう厳しいです。
今回の台風で2週間近くたっても停電が復旧しないエリアもありました。
【復旧進む】千葉県の大規模停電、約3100軒に減少https://t.co/9wBJYwbYHj
南房総市、君津市、市原市などで停電が続くも、27日までにおおむね復旧とした東電の発表よりも前倒しで進んでいる。 pic.twitter.com/ZElWmNWOql
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 22, 2019
人口が少ない地方に大災害がきたら、人手も物資も足りなくて自力で元通りの生活をするのはムリ!ってなるかもしれません。
都会が災害にあっても、都会と都会を結ぶ道路が整備されているので、優先的に復旧活動が行われるでしょう。
住むなら田舎よりも都会がいい
田舎は人口減少と高齢化と災害で潰れます。
じわじわと人口減少と高齢化がやって、災害も突然やってくる。
住みやすかった田舎がいつの間にか住みづらくなるかもしれません。
若いころなら引っ越しする体力もありますが、10年20年後に住む場所を探すのって大変そう。
何とか引っ越しできたけど、都会に馴染めない…なんてなるのもイヤです。
だったら道路や水道電気などのインフラが整備されており、病院もたくさんある都会(に近い)エリアに住んだほうがいいですよ。
人と車は多すぎることによるデメリットはありますが、生活に困ることは少ないです。
田舎と都会、どちらに住むかで迷っているなら都会を選びましょう。
しるこちゃん


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