ザ・シーン城北のナゾ なぜ名古屋の郊外にタワーマンションを建てたのか

名古屋市

ザ・シーン城北というタワーマンションをご存知ですか?

名古屋で最初に建ったタワーマンションなのですが、ちょっと変なんです。

車がないと生活できないじゃん!と思えるような立地に建っているのですよ。

ザ・シーン城北は公共交通機関が使いづらい

ザ・シーン城北の周辺にある公共交通機関は市バスしかありません。

電車の最寄駅を調べたのですがいずれも30分歩かないと到着しないので使いづらいです。

ザ・シーン城北から地下鉄名城線の黒川駅まで徒歩30分

名古屋市内を移動するには地下鉄が便利。

ですが、地下鉄の最寄駅の「黒川」まで徒歩30分かかります。

名古屋駅に出るまで50分はかかるなんて、かなり不便だと思いませんか?

ザ・シーン城北から東海交通事業城北線の比良駅まで徒歩30分

もうひとつ「東海交通事業城北線」という路線もありますが、ここも歩いて30分かかります。

JR東海道線の枇杷島駅からJR中央線の勝川を結ぶバイパスな役割で、途中に名鉄犬山線・小牧線とも合流します。

うまく使えば便利そうですが、本数も20~30分に1本しかないので使いずらいかも。

市バスの停留場「中切町」は徒歩4分

唯一、市バスの「中切町」がマンションから近く、歩いて4分で行けます。

また名古屋駅行きもあるので便利です。

ですが朝一以外は本数がかなり少ないので使い勝手はよくないですね。

他のタワーマンションは公共交通機関に近い場所に建っていました

ザ・シーン城北は移動手段が市バスか車になります。

電車を使うなら30分歩かないといけないです。

もしかして、他のタワーマンションも駅から遠いんじゃない?と思ったので調べてみました。

むらさき色がザ・シーン城北です。

名古屋にあるタワーマンション(20階以上)を対象にマップにしたところ、どのマンションも駅近でした。

唯一、ザ・シーン城北だけが駅から離れています。

なぜでしょう?

マンション建設当初は近くに地下鉄が通る予定だった件

実はザ・シーン城北が建つエリアに地下鉄が通る予定だったのではないか?と思い調べてみました。

こちらは2019年1月現在の名古屋市営地下鉄の路線図ですが、

ウェブ版路線図

当初の計画では違ったのではないか?と思ったのです。

そこで色々さがしてみたら、1992年の計画図が見つかりました。

1992年運輸政策審議会答申路線 – 名古屋圏(ヰキペディア)より引用

どうやら1992年の計画では、ザ・シーン城北の近くに地下鉄が通る計画になっていたようです。

地下鉄金山線という線路がザ・シーン城北のところを通るので地図に書いてみました。

乗り換えなしで金山に出れる点が魅力的。

金山に出たら市内・市外へ簡単に出れます。

まとめ

これまでの話をまとめてみますね。

1992年:地下鉄金山線などの案を作成
1993年:地下鉄金山線ができると想定してザ・シーン城北の建設開始
1996年:ザ・シーン城北の誕生
げんざい:地下鉄金山線はできず、ザ・シーン城北のみ建つ

以上です。

と言いたいところですが、まだ疑問点が2つの凝りました。

・1つ目

地下鉄金山線が完成するのは2008年以降なのに、マンション完成は1996年。

地下鉄が近くにない生活が10年以上続くんだったら、わざわざ1996年に建てる必要なくない?

・2つ目

なんで北区のあの場所にザ・シーン城北を建てたのでしょうか?

都心部や都心部に近い名古屋駅周辺や栄、金山あたりに建ちそうなイメージでしたが、やや郊外エリアに建ちました。

当時は「これからの名古屋の拠点になる!」といった期待をこめられたエリアだったんですかね?

三菱重工の工場や名古屋空港もまあまあ近いですし。

 

何か知っていることがあれば、ぜひ教えてください!

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